久々ですが、堅い話です
自民党のマニフェスト読んだんです。元々、森首相以後の与党は信用なんてさらさらしてませんが、批判を書く前に正確な知識が必要と思って。結果は時間の無駄でした。不信感がそのまま肯定されただけ。
特に、郵政を民営化しさえすれば世の中が変わる、暮らしが変わるような物言い、全く信用出来ませんね。
日本人の依存体質、もとい、依存体質を持つ人間の多い日本に向けたメッセージは醜悪としか思えません。つまり「たった一つの事が変わる事によって全てが良い方向になっていくという幻想」を利用しようとしているのです。この人とつき合うと人生はバラ色になる。このサプリを飲んだら何もせずに痩せられる。この車に乗ったら女にモテる。etc。。。
でも、人生ってそんな単純なものじゃないでしょ?色んな要因が組み合わさった結果、変化がもたらされる。それが現実です。でも、世論調査を見ると「生活が大変でそんなこと考えるの面倒だから小泉さんに任せたらいいんじゃない?郵政民営化したら世の中変わりそうだし」という無責任で依存的な意志が透けて見えます。
郵政民営化に関して言えば、ただ看板を掛け替えただけで何ら変わらない。小泉首相の長年の持論であった筈の肝心の財政投融資問題について何の規制もしていないから、官僚の既得権である特殊法人は温存されるし、国債もどんどん買うまま。こんなんじゃ、小泉首相も不本意でしょ。でもそれには目をつぶって改革と叫んでいる。これはどうしたことなのか?
勿論、収益性のない特殊法人への融資は論外としても、現実問題、国債引き受けについて規制が難しい状況であることは分かります。では、なぜそれをきちんと説明しないのか。メリットデメリット、そして数値目標を説明しないで何が責任ある政権与党か。○か×かの二元論では全くないのです。
道路公団民営化も、看板を掛け替えただけで損失は税金で補填されるし、道路は民営による規制緩和の名の下にどんどん造られる。焼け太りじゃないですか。
なぜその問題について何の説明もないのか、世論を巻き込んで既得権を剥奪していこうとしないのか。確かに郵政民営化だけは世論を巻き込もうとしています。でもきちんとした説明もなくどんな抜け道があるかも判らない。それでは巻き込んでいるのではなく煙に巻いているだけです。
もう目をつぶって国に任せていれば安心の時代じゃない。権力の無謬性なんて誰も信じちゃいない。だからこそ、勇気をもって本当の現状と選択肢を提示して欲しい。そして判断させて欲しいんですよね。
勿論、そうしたアカウンタビリティについて全政党共に完璧ではありません、しかし、少しでもそうしたことに意欲的な政党に次代の扉を開いて欲しいと思っています。
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